新しい旅がここから始まる!
ベネディクト・ブレッド侯爵に引き取られた双子の養子。
子供の頃から荘園で育てられ、皆に愛されている。
青空への道は彼らを待っている。目標は、あの先が見えない巨大藤の頂点。
遥かに遠くても、貴方と旅の最後まで共にしたい。
ブレッド家の一人娘、レジーナ嬢。ソルとルナの大切な親友でもある。
侯爵家の爵位継承者、荘園の指導者、王国最強の剣、パン作りの達人……彼女を賛美する言葉は数えきれないほど多い。
素晴らしい剣術を持っている彼女は、全力で戦っているたびに、その姿がなおさら輝いている。
世界が深い眠りに落ちる時、ルーヘ たちは蘇りはじめる。
ナバティ出身のソーサラー、ミリアード。「ルーヘ」という呪霊を使って、情報収集をしている。
孤高で冷淡な性格をしており、誰も彼女の思考を読み取ることはできない。
実は、ミリアードはそれほど恐ろしい存在ではない。彼女が唯一気にかけるのは、側にいる「ウルク」という猫だけ。
真理への探究に限界はありません。
書の町の出身で、優しくて善良な教師、ルイゼ。
授業と読書の合間に、いつも蔵書館のベランダで複雑そうな顔で巨大藤を眺めていて、何か感情を隠しているらしい。
時間を操れる特別な能力を持っている。
前方空域異常なし、全速前進っす!
大陸で最も若い飛行船パイロット。
いつも元気なヤハリは、突発的状況でも冷静に処理し、乗客の問題も熱心に解決するため、彼女の「マサⅣ号」は国で一番評価を得ている飛空船となった。
ただ、仕事をしてない時のヤハリは、自慢したがりなのに臆病者でもあるという幼い一面もあるようだ。
いい人だったらお客、悪い人だったら容赦しない!
ノーザンランズの旅商人であるモペット。彼女と狼の奇妙なコンビは、どこにいても注目の的!
モペットは幼いながらも、綿密なビジネス計画を持っている。販路拡大を目指すため、仲間のクルムと共に故郷を離れ、冒険者が多く集まる巨大藤で商売を始めた。
彼女の店はいつも繁盛しているが、ニシンの缶詰だけは売れ行きが悪いようだ。なにせ、その臭いは催涙武器にも匹敵するものだから。
あたしの道を塞ぐものは、すべて燃やし尽くしてやる!
性格に難があり、いつも一人で行動しているフレアは、クレームが多く寄せられている。
しかも炎魔法と剣技の技で戦場の木々を何度も灰にしたため、裏で「放火魔」と呼ばれているようだ。
フレアは世界各地で地底妖精を探しており、何か深い恨みでもあるらしい。
彼女の家から、時々災害レベルの「歌声」が聞こえるが、まさか……妖精に声が呪われたとか?
汝の宝を差し出せば、吾輩は相応のものを差し上げよう。
外見はただの子どもだが、パード大陸の最後の魔女。敵か味方かわからない存在。
感情の変化に乏しく、ほとんどのことに興味を示さないアンナは、何故か巨大藤の安定をとても気にかけているようだ。もしや魔女の契約と関係するかもしれない。
彼女ほどの強者でも、いま以上の成長を求めているらしい。身長のこと?
やっほー!グリちゃんのチャンネルへようこそ!
人気ライバー、グリッター。そのチャンネルは「ミラーミラクル」といい、巨大藤冒険の最前線を実況している。
グリッターはライバーの仕事を深く愛しており、例え魔物に追われていても、時間通りに実況を始める。
ただ、実況終了すると、すぐに「廃人モード」になるようだ。
使者の名において、山川草木の召喚に応じましょう。
パード大陸の特別な存在である「召喚者」は、夢の中で巨大藤の呼び声を聞くことができ、即ち巨大藤と共鳴できる者。
ハバールもその一人で、過去の世界を捨て召喚に応じ、巨大藤で隠居している。
物静かで優しく、朝霧のように優雅な彼女は、実際、親しい人にはいたずらをする活発な一面も持っている。
みんなのために……新しい道を切り開く者です!
自信とは無縁の泣き虫ではあるが、ロナは幼いながら、教会のウェイメーカー見習いとなった。
彼女は種から蔓を生やすという魔法を使って、冒険者たちのために道を切り開いている。
ロナはいつも「ママを失望させたくないんです」と言っている。残念ながら、彼女の母親に関する情報は一切ないようだが……
看護師の役目は、患者の健康状態を見守ること。
教会本部が冒険者支援として派遣した医療スタッフ。
フィルは患者に対して非常に強い支配欲を持っており、一切の妥協なく、あらゆる面から患者を治療しようとしている。 彼女が治療した患者は皆、彼女に怯えるそうだ。それでも彼女は皆に認められた優しい医者で、優れた腕を持っている。
ナイスショット!今の一本は真ん中に当たったよ!
超人的な視力を持つエルフの弓使い。世界を知るために、エルフの領地を離れ、一人でアルラウネの眼に住んでいる。
人間とあまり接触がなかったリスパンは、人間とのコミュニケーションが得意ではないが、誠実かつ真面目なため、人々に好かれている。
いつも冷静沈着でもあるが、かなりの完璧主義者でもある。綺麗に整っていないものを見ると許せないようだ。
アルファ、ベラ、ガンマ、デルタ……そうだ、最後はデイモンよ!
善良で優しいエルフ。毎日アルラウネの眼をパトロールし、リーフの草花がのびのびと育つようにお世話をする。
しかし、彼女は発想がいつもぶっ飛んでいるため、本当の彼女を理解するのはとても困難だ。
アルファ、ベラ、ガンマ、デルタという名の「仲間たち」がいるらしい。
だからさ、僕と一緒に遺跡探検してみないかい?
貧しい農民、ホスト、魔王円卓騎士の第三席、そして復讐の動物トレーナーまで……ヴェルーサは何度も身分を偽っている。
実際の身分はトレジャーハンター。俊敏な彼は、危険な遺跡でも無傷で探検できる。
だが、なぜか行く先々がいつも崩壊してしまうため、「ラッキーキラー」と呼ばれるようになった。
女神様の名の下に、すべての悪を打ち砕く!
教会執行者の第三席・憤怒の懲戒者。
フィニスの家は代々ガーゴイルの狩猟を生業にしている。彼女もまた、ガーゴイルハンターと教会執行者の二重の身分を持つことになった。
近寄りがたい雰囲気があるが、実は正義感が強く、困っている人をも迷わず助ける。その助け方はハンマーですべてを壊すのだが……
一緒に刺激を追い求めない?例えば、最高にクレイジーな「花火」なんてどう?
天真爛漫で、礼儀正しく見えるが、実際は魔物より危険な存在。
マロリーは化学薬品の反応を楽しんでおり、融合、振動、沸騰、爆発……それらの過程をアートと呼んでいる。
王国各地で起きた爆発事故も、おそらく彼女が関係しているだろう。
スペード騎士たる者、恐れるものはない!
少年騎士のアリッタは、現在のスペード騎士団の団長兼唯一のメンバーだ。
解散したスペード騎士団の名を受け継いだ彼は、鍛錬と生活費のため、畑を作り、売れ行きの良い作物を育てながら、騎士団の復興を誓っている。
ただ、本当の彼はとても臆病で、特にゴーストを怖れているようだ。
ボディーガードでも雇ってみないか?
傭兵団の第六小隊に所属している。セカンドサン傭兵団に入る前は、重装騎兵として何度も戦場で戦っていった。
そのせいか、アグネスは同年代の者よりずっと冷静で、時に冷たく感じられるようだが、実は、戦いの際に仲間を守るために、いつも最前線に現れる。
お金に関しては非常に不運で、貧困に悩んでいるらしい。
今日のメインは幸せたっぷりのメロンパンだよ!
ハルガーデンの村民。接客と料理に長けている彼女は、両親が経営しているレストランの手伝いをしている。
作物と農業に情熱を持つ彼女の夢は、冒険者ではなく、世の中から飢えをなくすことだ。
巨大藤を頑張って探索するのは、土が肥沃なアルラウネの眼で新種の作物を育てるため。